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テキストに『非模範的日常2』アップ
ブクマにGUNDAM SEED:D SEARCH追加
一、二年後ぐらいにはコードギアス創作してるかもなー、と思う流行には乗り遅れ気味な管理人ですこんにちは。
番号なんてふってみましたが単にタイトル考えるのがめんどくさかっただけなのでちゃんと続くかどうかは不明です(色々最悪)
以下、ハインツ君と死霊使いその2。正体バレバレな誰かさん登場。
「甘いっ! 甘いぞハインツ! 今はガキだからそんな事言ってられるがあと何年かしたらお前にも四六時中エロい事しか考えられない時期が必ず来る!」
「こねーよ! つかそれと母さんが何の関係あんだよ!」
「ばぁか、大有りだ。いいか? マザコンともてない野郎は限りなく同義語に近いんだぞ? お前このままだとまともに女の子と付き合いたくなった頃に絶対泣き見るぞ」
「──人の家の敷地内で知性の低そうな話題を振り撒くのはやめてくれませんか」
喧しく喚く子供と、子供相手に握り拳で果てしなくくだらない熱弁を揮う中年に、ジェイドは等しく冷ややかな眼差しを向けた。
「俺は好きで話してんじゃねーもん。ピーさんが勝手に喋ってんだよ」
「おいおい俺は人生の先輩として負け犬ロードに片足突っ込みかけた子羊を正しき道に導こうとだな」
「負け犬ってなんだよー!」
すかさず噛みつく子供を笑っていなす自称・『遊び人のピーさん』(突っ込んだら負けだと長年の経験が告げている)に更なる絶対零度の一瞥を投げつけ、ジェイドは子供に声をかけた。
「ハインツ。テレサが買い物に行くそうですよ」
「あ、俺も行く!」
子供は途端にばっと立ち上がり、走り去った。「マザコンはほんとにもてねーぞー」と背中からかかった声にちらりと振り向き中指を立てるのは忘れずに。
「やれやれ。ああいうのはどこで憶えやがったんだろうな」
「言いたい事はそれだけですか」
「あーそう怒るなって。なんつーか、いい大人って奴をやってみたかったんだよ」
「『彼』に出来なかった分?」
「ああそうだ。──なぁジェイド。あいつは長生き出来るのか?」
「それこそ、私達が決める事ではないでしょう」